撮影機材としてのマルチコプターの活用方法 ここに来られ映像制作を仕事としている皆さんなら実機ヘリからの映像は、頻繁に見ている事もあり比較的容易に頭の中で映像を予測できると思います。同様にクレーンカメラからの映像も頭の中で予測できると思います。 では、マルチコプターからの映像はどうでしょうか? 実機ヘリと同じようなものでしょ。 実機ヘリより安いし簡単そうだし、ちょちょっと上がって上から撮って欲しいという要望を良く耳にします。 果たしてそうでしょうか。 私たちSUPが今まで動画撮影の機材としてマルチコプターを操ってきて感じた事、それは、マルチコプターでなければ撮影できない独特な映像を撮影する機材ということでした。 ホバリングして撮影するのなら高所クレーンやビルの上からと変わらない映像になります。 SUPの空撮は・・・そこが私たちSUPのノウハウです。
天候により撮影が出来ない場合 雨、風がSUPの規定を超えた場合は残念ですが飛行できません。 ただし、風はいつも一定では無く息をして吹くものです。最大限撮影出来るよう努力をし風の弱くなった時を見計らい飛行できた事例もありますので、時間に余裕を持って頂けると助かります。(風の有る日でも朝夕の凪の時間が比較的撮影出来る確率が高いです) 周りの状況により撮影が出来ない場合 飛行場所の近くにNTTの電話、マイクロウェーブ等の中継鉄塔がある場合 飛行場所の近くに高圧電線鉄塔がある場合 GPSが受信できない場所 その他、SUPが飛行できないと判断した場所 許可の無い道路、線路、公園、橋、など公共の場所、許可の無い個人の土地、住宅の上、室内など危険と判断した場所。 撮影許可のある場合は、その限りではありません。実際、許可を取り撮影した事例があります。 原則として撮影許可は制作会社さんの方で取って頂いています。
2014.10現在、機体は5機用意しています。 撮影内容により大小を使い分けます。内容を伺った上でご相談させて頂きます。 撮影映像安定化装置を導入しています。 一部の機体にはプロペラガードを装着し安全に配慮しています。 カメラ Panasonic GH2、 Gopro 3 、Gopro 2、 SONY HandyCam HDR-720V、HDR-430V (ズームコントロール付き)
飛行回数に制限はありません。 Takeが1度なら1回の飛行ですが、そう上手くは行かないですよね。 Take2、Take3と回を重ねても安心してご利用下さい。 今までの例では、50回/日という事例があります。 ただ、飛行に際しては、非常に集中力が必要ですので、その辺りをご考慮頂き、適度な休憩をお願いできれば何度でも飛びます。