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撮影金額、撮影規定について
空撮や水中撮影は、作品な中の1シーンであり、作品全体をグレードアップしてくれます。

しかし、現実は実機ヘリを飛ばすほどでも無い、予算や時間の制限で空撮は諦めるしか無いと感じた事は制作者として一度は経験されているのでは無いでしょうか。
私たちのスタッフも同じ経験を何度もしています。

2012年初頭、撮影機材としてマルチコプターを導入以来、約半年のテストを行いました。
同年8月に自社制作番組の中で空撮映像を撮影。
その後の実績は別途ご覧頂くとして、誰よりも映像制作の事を知り、誰よりも映像制作が好きな映像制作技術会社が、空撮と水中撮影を行う部門、それがSUPです。

撮影機材としてのマルチコプターの活用方法

ここに来られ映像制作を仕事としている皆さんなら実機ヘリからの映像は、頻繁に見ている事もあり比較的容易に頭の中で映像を予測できると思います。同様にクレーンカメラからの映像も頭の中で予測できると思います。

では、マルチコプターからの映像はどうでしょうか?
実機ヘリと同じようなものでしょ。
実機ヘリより安いし簡単そうだし、ちょちょっと上がって上から撮って欲しいという要望を良く耳にします。
果たしてそうでしょうか。

私たちSUPが今まで動画撮影の機材としてマルチコプターを操ってきて感じた事、それは、マルチコプターでなければ撮影できない独特な映像を撮影する機材ということでした。
ホバリングして撮影するのなら高所クレーンやビルの上からと変わらない映像になります。
SUPの空撮は・・・そこが私たちSUPのノウハウです。


安全飛行高度について
実機ヘリには航空法第 174 条 法第81 条の規定によりその最低安全高度が決められています。「特別な許可が無い限り、航空機は離陸又は着陸を行う場合を除いて、地上又は水上の人または物件の安全及び航空機の安全を考慮して国土交通省令で定める高度以下の高度で飛行してはならない」とされています。

また、最低安全高度は次の図のとおりであり、有視界飛行方式により飛行する飛行機にあっては、飛行中動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度及び次の高度のうちいずれか高いものとするとされています。

少し難しいですが、安全飛行のために航空機には厳しい高度制限があります。

この厳しい高度制限があるために、許可が無い限り勝手に高度を下げる事が出来ないのです。
 
人又は、家屋が密集している地域の上空
(ヘリコプターを中心として水平距離600m範囲内のもっとも高い障害物の上端から300mの高度)
人又は、家屋のない地域、及び広い水面の上空
(地上、又は水上の人、又は物件から150m以上の距離を保って飛行することができる高度)
それ以外の地域の上空
(地表面、又は水面から 150m以上の高度)
   
一方、マルチコプターはどうでしょうか?

マルチコプターには航空法など法律上の取り決めが現在の所ありません。だからといって何処で飛んでも良いという訳ではありませんが、撮影許可を土地の持ち主や警察で取った上ならば実機ヘリでは撮影できない低空での撮影が可能なのです。

クレーンカメラでは届かないが実機へリでは高度が高すぎる場合

クレーンカメラでは届くが、機材費や準備が大変な場合

地上から一気に50m上空に上がるシーンの撮影

など、まさに鳥だけが見ているシーンの撮影に効果的な機材です。
 
安全のため、離陸場所を中心に目視できる概ね100メートル程度の半径を飛行空域とさせて頂いています。

撮影中の不慮の事故に備えて空撮による人・物の怪我や損害に対する賠償責任保険に加入しています。

また、空撮以外の地上・海上に於ける同様の事故にも対応するため撮影賠償責任保険にも加入しています。
空域の目安
天候や周りの状況などにより飛行できない場合もあります。 

天候により撮影が出来ない場合

雨、風がSUPの規定を超えた場合は残念ですが飛行できません。

ただし、風はいつも一定では無く息をして吹くものです。最大限撮影出来るよう努力をし風の弱くなった時を見計らい飛行できた事例もありますので、時間に余裕を持って頂けると助かります。(風の有る日でも朝夕の凪の時間が比較的撮影出来る確率が高いです)

周りの状況により撮影が出来ない場合

飛行場所の近くにNTTの電話、マイクロウェーブ等の中継鉄塔がある場合

飛行場所の近くに高圧電線鉄塔がある場合

GPSが受信できない場所

その他、SUPが飛行できないと判断した場所

許可の無い道路、線路、公園、橋、など公共の場所、許可の無い個人の土地、住宅の上、室内など危険と判断した場所。

撮影許可のある場合は、その限りではありません。実際、許可を取り撮影した事例があります。

原則として撮影許可は制作会社さんの方で取って頂いています。

   
SUPの空撮は、原則として操縦者とカメラマンのツーマンにアシスタントの合計3名で行います。
撮影している映像は、リアルタイムで確認する事が出来ますので、チェックしながらの撮影が可能です。
動画の撮影をしながら、スチールの撮影も同時に可能にするシステムも用意していますので、ご相談下さい。

動画の撮影とスチールの撮影を同時に行う事で時間も演者さんスタッフの方の負担も少なくなります。

2014.10現在、機体は5機用意しています。

撮影内容により大小を使い分けます。内容を伺った上でご相談させて頂きます。
撮影映像安定化装置を導入しています。
一部の機体にはプロペラガードを装着し安全に配慮しています。

カメラ
Panasonic GH2、
Gopro 3 、Gopro 2、
SONY HandyCam
    HDR-720V、HDR-430V (ズームコントロール付き)

安全な離陸・着陸のため専用ヘリポートを使用します。
いつも平坦な場所から離陸できるわけではありません。
いつも舗装してある場所から離陸できるわけではありません
そんな場合に備えて専用ヘリポートを用意しています。

飛行回数に制限はありません。

Takeが1度なら1回の飛行ですが、そう上手くは行かないですよね。
Take2、Take3と回を重ねても安心してご利用下さい。
今までの例では、50回/日という事例があります。

ただ、飛行に際しては、非常に集中力が必要ですので、その辺りをご考慮頂き、適度な休憩をお願いできれば何度でも飛びます。

使用機材により飛行時間は変わりますが、1度の飛行時間は
概ね5~6分程度までとお考え下さい。

収録は、離陸から着陸まで連続で行っています。
上昇のシーン、FIXのシーン、上昇とは別ルートでの下降と、上手く使えば1度の飛行で3シーン撮影が可能な場合があります。
デモ飛行、ロケハン、長距離出張などに費用はかかりません。
ただし、交通費、燃料代、移動時の飲食など雑費は実費で精算させて頂きます。

天候による延期の場合は、撮影機材費は掛かりませんが、人件費のみご負担頂いています。

バックアップ機材、予備部品など機材の量が多いため日本国内の移動にはほとんど車を使用しています。

やむを得ず公共交通機関を使用の場合は、別途梱包費、送料などがかかる場合があります。
その場合、現地でレンタカー等移動手段をご用意頂いています。
 
 
撮影素材について

撮影素材は、チェックおよび技術向上のためコピーさせて頂いていますが、映像の著作権は制作会社様になります。
そのため、二次使用等にも一切制限がありません。
一切外部には公開致しませんのでご安心下さい。

心配な方は、事前に秘匿契約を結びます。

なお、こちらからサンプルとしてデモリールなどで使用させて頂きたい場合は、御社のクレジットを表示した上で許可を頂いたカットのみ使用させて頂く場合があります。
   
         

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